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健康管理システム

株式会社D2C

従業員の持続的な健康維持・促進のために。 D2Cグループが『HealthCore』で目指す健康管理のあり方

株式会社D2C / グループコーポレート本部 総務部 チーフ/ 総務課長 / 原 桂 様

  • 導入の背景

    健康診断情報を紙で管理しており、「作業の煩雑化」や「業務負荷の高さ」が常態化していたほか、各種データが分散していることも課題であった。そこで、情報の一元管理による業務効率化のため『HealthCore』を導入。

  • 導入の効果

    健康診断とストレスチェックの結果をかけあわせるクロス分析など、以前は膨大な時間を要していた複雑な作業が効率化され、健康管理担当者の業務負荷が大幅に軽減。

膨大な業務負荷を軽減するため、『HealthCore』を導入

まずは、貴社の事業概要についてお聞かせください。

当社は、2000年6月に設立されました。ドコモが保有するデータを起点とした広告マーケティングソリューションの企画開発事業を強みとし、戦略立案からメディアプランニング、データ活用、クリエイティブ、CX、インバウンド施策など、グループ全体で「データマーケティングカンパニー」を標榜し事業を推進しています。「WE PRODUCE」をグループの経営理念に掲げ、統合的なデジタルマーケティンググループとして「人を動かすこと、新しい瞬間を世の中に生み出すこと」をミッションとしています。

健康経営の方針や体制についてお聞かせいただけますか。

従業員のメンタルおよびフィジカルの健康管理を重要課題として位置づけ、総務部健康管理チームの専任メンバーが中心となり、健康診断や産業医・保健師対応、メンタルヘルスサポート、福利厚生、休職・復職支援などを推進しています。また、グループ各社も含む約30名で構成される衛生管理事務局を設置し、月に一度の衛生委員会で各部の健康管理状況を把握・報告するとともに、改善策の提案や従業員の健康維持・促進に向けた施策を検討・策定しています。

貴社は2023年から健康管理システム『HealthCore』を導入していますが、導入以前にはどのような課題があったのでしょうか。

当社では長年、健康診断情報を紙で管理していました。健康診断実施後に産業医や保健師の確認を経て、従業員ごとの情報を細かく管理し、進捗状況を追うという全工程を、健康管理担当者が手作業で行っていたのです。そのため「作業の煩雑化」や「業務負荷の高さ」が常態化していました。こうした課題を解決するために、健康管理システムの導入を検討し始めたのです。

数ある健康管理システムの中から『HealthCore』を選ばれた決め手は何だったのでしょうか。

もっとも重視したのは「業務の効率化」が可能かどうかという点でした。『HealthCore』なら従業員の健康情報を一元管理し、進捗状況も可視化できるため、健康管理担当者の業務負荷を大幅に軽減できると感じました。また、データの信頼性や安全性が高いことも導入の決め手となりました。

診断結果の分析から長時間労働の管理まで、幅広く活用

『HealthCore』を導入した決め手として、一元管理やデータの信頼性を挙げていただきましたが、実際に使われてみていかがでしたか。

導入前に期待していたとおり、一元管理によりエラーが激減し、健康管理担当者の業務負荷が大幅に軽減されました。例えば健康診断とストレスチェックの結果をクロス分析し、長時間労働など健康リスクの高い従業員を抽出する際も、以前は膨大な時間を要していたのですが、『HealthCore』なら容易にクロス分析が可能です。

複雑な作業が効率化できているのですね。ほかにどのようなシーンで『HealthCore』を活用されていますか。

標準搭載されているストレスチェック機能『Co-Labo』を利用しています。ストレスチェック実施後の集団分析報告会にて、結果に基づく詳細な報告を受けました。その内容を踏まえ、『HealthCore』で高ストレス者を抽出し、必要に応じて産業医の面談を実施するなど、職場環境の改善に取り組んでいます。 

長時間労働の管理にも『HealthCore』を活用されていると伺いましたが、どのように活用しているのでしょうか。

勤怠担当者と連携し、全従業員の残業時間を速報値として毎週上長へ共有したうえで、その情報を『HealthCore』へ登録しています。残業時間が可視化されることで、長時間労働が発生している部門へいち早く注意喚起ができるようになりました。

『HealthCore』の活用で、笑顔あふれる環境づくりを

貴社では10年連続で健康診断受診率100%を達成していると伺っています。『HealthCore』が健康管理にどのように寄与しているとお考えでしょうか。

健康診断については、毎年8月下旬から11月までを「強化月間」と位置づけ、健康診断担当者が定期的にリマインドを行っています。『HealthCore』を導入したことで未受診者の把握が容易になると期待しております。受診率100%を継続できているのは、このような地道な取り組みを続ける中で、従業員一人ひとりが健康管理への意識を高めてくれている結果だと感じています。

受診率100%を維持し続けるためにも、『HealthCore』の活用は不可欠なのですね。

健康管理において最も大切なのは、一時的な施策で終わらせるのではなく、継続的に「やり続けること」「言い続けること」が大事だと思っています。今後も『HealthCore』を活用しながら、従業員の健康促進に向けた取り組みを積み重ねていくつもりです。

今後、新たに活用したい機能や取り組みはありますか。

『HealthCore』のマイページでは、ストレスチェックの受検や産業医面談の申し出が可能ですが、疲労蓄積度チェックの機能もあります。今後は従業員がマイページ上から回答できる仕組みに切り替えたいと考えています。チェック結果を併せて確認できれば、面談の際により高い効果が期待できるのではないかと思います。

最後に、今後『HealthCore』を活用してどのような取り組みを行っていきたいとお考えでしょうか。

ここ数年、当社は『HealthCore』の導入を含め、健康管理体制の整備・構築を着実に進めてきました。コロナ禍に伴う在宅勤務の増加など、健康を取り巻く環境は日々変化しています。今後も『HealthCore』を活用しながら、そうした変化にも柔軟に対応し、「笑顔にあふれる環境づくり」を進めていきたいですね。その結果として、健康の維持・促進だけでなく、従業員のモチベーション向上にもつなげていきたいと考えています。

※この記事は『HealthCore』『Co-Labo』の運営・開発をする株式会社ヒューマネージの「従業員の持続的な健康維持・促進のために。 D2Cグループが『HealthCore』で目指す健康管理のあり方」より転載しています。

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