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健康管理システム
ストレスチェック

株式会社エムディーエス

業務効率化はもちろん、健康意識の向上も。 エムディーエスが『HealthCore』で目指す健康管理のあり方

株式会社エムディーエス / 総務人事部 係長 / 石井 美樹 様

  • 導入の背景

    他社の健康管理システムを導入したものの、操作マニュアルがなくサポート体制に課題感をもつ。健康データという機密情報を預けることに対して不安を感じ、信頼性の高い健康管理システムへのリプレイスを検討。

  • 導入の効果

    診断結果の入力から二次健診の勧奨までの作業時間を、4分の1程度に短縮。ストレスチェック『Co-Labo』と健康診断の結果を一元管理できるので、健康リスクが高い従業員の抽出を以前よりも容易に実現。

石井 美樹 様:2016年入社。勤怠管理・庶務を中心に業務に従事、2017年より健康診断の管理担当を務める。2020年、第一種衛生管理者の国家資格を取得し、ストレスチェックの実施・管理も併せて担当するように。現在は、勤怠管理、健康診断やストレスチェックの実施、産業医との連携、二次健診の勧奨・受診確認、衛生委員会の運営など、健康管理の取り組みを一手に担う。

データ連携と誠実な対応が導入の決め手

まずは貴社の事業内容についてご紹介いただけますか。

当社は、パーソナル文具の専門問屋です。筆記具や事務用品、デザイン文具、学童文具などの商材を文具専門店や書籍店、雑貨店などに卸しているほか、約300社に及ぶ国内外のメーカー取引実績を重ねてきた強みを活かして幅広い事業を展開しています。近年は、展示会や商談会などイベントの企画・運営や、情報発信メディア「文具チャンネル.com」やSNSなどを通じた情報発信にも注力しています。

貴社が健康管理を進めていく上では、どのような課題があったのでしょうか。

当社は本社勤務の社員を中心に、大阪・札幌・名古屋・福岡の営業拠点、東京・埼玉の物流センターに約200名の従業員が勤務しています。これまでは健康診断の結果をその都度1人で手入力するなど業務負担が大きく、健康管理を実践していくための体制の構築に課題がありました。今後、従業員の健康管理をさらに強く推進していくための土台作りとして、まずは少ない人数でも漏れなく従業員の健康管理ができる体制を整備する必要がありました。

健康管理の強化に向けた体制整備を実現するために、健康管理システムの導入を検討されたのですね。

はい。2023年4月に他社の健康管理システムを導入したのですが、操作マニュアルがなく、サポート体制が弱いと感じていました。従業員の健康データという機密情報を預けることに対して不安を感じ、信頼性の高い健康管理システムへのリプレイスを検討し、2024年4月に『HealthCore』を導入することになりました。

複数の健康管理システムの中から、『HealthCore』を選んだ決め手についてお聞かせください。

以前から利用していたストレスチェック『Co-Labo』が『HealthCore』に標準搭載されており、データ連携ができる点が大きな決め手です。また、担当者の対応も丁寧で、『HealthCore』で実現できることや操作方法についてわかりやすく説明してくれました。このような誠実な姿勢も、導入を決めた大きな理由です。

導入後はどのようなサポートがありましたか。

システムの基本操作や設定に関する問い合わせはもちろん、システムのカスタマイズに関する要望にもいち早く応えてくれるので、安心して利用することができています。

作業効率が大幅に高まり、高リスク者の抽出が容易に

実際に『HealthCore』を操作して、どのような所感を抱かれましたか。

まず、『HealthCore』にログインすれば、健康診断の未受診者や受診者数がひと目でわかります。以前は手入力したスプレッドシートで管理していたため、未受診者や受診者の総数など必要な情報を把握するためには、何度かフィルターをかける必要がありました。従業員の個々の健康状況はもちろん、全体の動向も把握しやすくなり、健康管理を行う上で大きなメリットだと感じています。

特に活用している機能について教えていただけますか。

よく使うのは、多重リスク機能ですね。当社は健康診断の二次健診対象者について、産業医と相談した上で独自の基準を設けています。この基準に沿って、絞り込み機能を使って対象者を抽出しています。ストレスチェック『Co-Labo』と健康診断の結果を一元管理できるので、健康リスクが高い従業員の抽出が以前よりも格段に容易になりました。

『HealthCore』の導入により、業務負担は軽減できましたか?

業務負担の軽減に関しては、期待以上の効果を感じています。健康診断の結果は、医療機関によってフォーマットが異なります。そのため、導入前は項目名や数値単位を確認・統一する必要があり、「検査結果を入力する」「単位を統一する」「目視で確認する」など複数の工程がかかっていました。『HealthCore』導入後は、医療機関から受け取った結果を連携するだけで、フォーマットが統一された状態でシステムにインポートされるようになり、繁忙期でも遅滞なく健康管理ができるようになりました。

導入前と比較して、どの程度の負担軽減が実現できましたか?

『HealthCore』導入前は手作業が多かったため、診断結果の入力から二次健診の勧奨まで一人当たり最大60分ほどかかることもありました。導入後の現在は15分程度で済んでいるので、これだけでも4分の1程度に作業時間を短縮できています。

マイページを拡充し、従業員にセルフケアを促す

『HealthCore』の導入から1年近くが経ちましたが、従業員の意識に変化はありましたか。

以前は二次健診の結果を提出するようメールで案内しても反応がないこともあり、改めて確認を入れることで初めて検査結果が送られてくるケースもありました。『HealthCore』のシステムから従業員に通知するようになってからは提出率が高まり、期日までの提出が厳しい場合も何かしらの反応が返ってくるようになりました。

二次健診結果の提出率が高まった理由について、どのようにお考えですか。

メールの送信元が私のアドレスではなく「健康管理システムHealthCore運営事務局」となったことで、「会社が健康管理に力を入れている」ことの理解が進んできたのだと感じています。従業員一人ひとりが『HealthCore』のアカウントを持ち、マイページ上から健康情報を確認できることもあり、健康への意識は以前より高まっていると思います。

今後の課題としては、マイページへのログイン率が従業員によって異なるため、引き続き利用を促進し、健康意識を高めていければと考えています。

今後、健康管理をどのように推進していきたいとお考えですか。『HealthCore』のご活用と併せてお聞かせください。

以前、産業医から「健康診断は、従業員が『健康に働くことができますよ』と会社に証明するようなものです」という言葉をかけていただいたことがあります。私自身、健診結果から病気が見つかった経験があり、産業医の言葉を痛いほど実感しています。

多くの従業員が健康診断を受けたことで安心してしまいますが、心身ともに健やかな生活を送る上では、健診結果を確認することがとても重要です。そのため、今後は従業員一人ひとりが「セルフケアの重要性」に気付く手助けができたらと思っています。今後も健康管理に役立つ情報や、相談窓口のリンクを掲載するなどしてコンテンツを拡充し、マイページを通じて従業員に多くの気づきを提供していきたいと考えています。

※この記事は『HealthCore』『Co-Labo』の運営・開発をする株式会社ヒューマネージの「業務効率化はもちろん、健康意識の向上も。 エムディーエスが『HealthCore』で目指す健康管理のあり方」より転載しています。

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