産業保健FAQ
長時間労働者の面接指導とは、どのような内容ですか?
長時間労働者の面接指導では、当該労働者について、労働時間や業務内容などに関する事業者からの情報、業務の過重・ストレスや疲労蓄積度、メンタルヘルスなどに関する本人からの情報を精査し、 本人から申し出があった従業員の方と医師が面談して、問診票(チェックリスト)をもとに、勤務の状況及び疲労の蓄積の状況、心身の状況の確認し、脳・心臓疾患や精神疾患の早期に発見するととに予防方法などを指導します。
医師であれば産業医の資格がなくとも、長時間労働者の面接指導を実施できますが、一般には、産業医又は事業場において産業保健活動に従事している医師が推奨されます。
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